機器免震 ゆれガード®X
特徴
• 積載物の重量が変わっても免震効果は一定
(地震の揺れを約1/10に低減)
• 積載位置が偏っても免震効果は一定
• 設置後のメンテナンスは不要
• 連結可能・簡単設置
• 製品高さ = 100mm
• 標準耐荷重:3kN(≒300kg)
• ストローク:250mm(K-net小千谷対応品は350mm)
メカニズム
ころがりすべり方式におよる減衰力と復元力の発生
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減衰力
交差するレール溝によってボールがころがる時に適度な「摩擦力」を発生させ、地震力を吸収します。
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復元力
中央に向けて勾配の付いたレール溝により、常にボールが元の位置に戻ります。
特許第4517359
特許第4775808
性能
加振前
不安定な形状の置物を、1つはゆれガードクロスを設置した展示台、もう1つには設置していない展示台の上に載せた状態。
3次元振動台の加振入力は阪神淡路大震災を想定し、入力波 JMA KOBE1995 3軸同時100%で実施。
- 加振時
ゆれガードの無い展示台では加振してすぐに置物が落下。一方、ゆれガードがある展示台では地震加速度が大幅に低減されているため、置物に異常な動き(揺れや位置のズレ等)は特に観られなかった。
- 加振終了後
ゆれガードの無い展示台の置物は落下後、破壊。ゆれガードを設置した置物は全く異常なし。また、ゆれガード自体も地震時の変位移動に対して、元の位置に復帰しているのが確認された。
実績
- 青森県立郷土館
- 東京国立博物館
- 国立近代美術館
- MOA美術館
- 北区飛島山博物館
- ブリヂストン美術館
- 東京国立博物館平成館
- 群馬県立博物館
- 三嶋大社宝物館
- メナード美術館
- 愛知県美術館
- かわら美術館
- 石川県立美術館
- 岐阜県美術館
- 豊田市美術館
- 神戸市立博物館
- 他 多数