食品工場の生産性・安全性向上

特徴

プロジェクトの初期から完成まで一貫したサービスをご提供

豊富なエンジニアリングの実績を活かし、FSSC22000、ISO22000、HACCPを初期の段階からサポートします。

これまでの食品工場に求められていた衛生管理対策だけでなく、各室の施錠や管理カメラなどのセキュリティ対策を実施。生産効率を高めるための動線計画なども綿密に立案し、お客さまのビジネスに貢献します。

導入のメリット

食品工場を悩ませるリスクを低減

食品の安全・衛生を脅かすさまざまなリスク要因。これらをいかに低減するかが、食品工場にとっての大きな課題です。食品製造中に発生する水蒸気によって湿度が高まれば、壁や天井などが結露し、カビや細菌などの発生、増殖を招くことがあります。また、建物のわずかな隙間でも、そこから虫などが侵入すれば、大きな被害を及ぼす危険性もあります。日本国土開発は、作業工程、空気環境の不備などの要因、異物混入や塵埃による影響など、あらゆる観点からリスクを把握し、対策を施します。

ソリューションの特長

トータルエンジニアリングで食品工場をサポート

壁・床・天井に最適な材料の選定、確かな施工による衛生的な空間をつくるとともに、防菌、防虫、洗浄などできめ細かい対策を実施。

室内のクリーン度、エアバランス、温度・湿気制御など、食品工場に最適な環境を構築します。

また、電気・給排水・空調などについても、維持管理がしやすく、機能性・省エネ性に優れた設備計画を実施。

トータルエンジニアリングで食品工場をサポートします。

ご提供メニュー

明確なゾーニング・動線設計と高い生産効率、効率的な施工をご提供

ゾーニングと導線設計

入出荷を行う「汚染区域」から、充填や包装などを行う「清潔区域」まで、人、物、空気の動きによって汚染の流入、混入、拡散などが起こらないように明確なゾーニングを行います。

同時に、工場としての生産効率を高めるために人や物の移動を妨げないスムーズな動線を確保。特に、交差汚染が起こらないよう、材料や製品の一時的な保管場所、廃棄物の搬出ルートなどに厳重な注意を払います。

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防虫、異物混入対策

昆虫やホコリなどが外部から侵入しやすい入荷室・出荷室は、ドックシェルターやエアーカーテンを設けます。

これにより異物の侵入を防ぎながら、捕虫器も併用することで侵入した虫を除去。清潔エリアを陽圧化することで空気による汚染物質の侵入を防ぎます。

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人からの汚染リスク低減

手の汚れ、衣服や靴底、毛髪、衣服に付着した異物の持ち込みなどを防ぐため、サニタリー室（衛生準備室）を設けて徹底的な衛生管理を行います。

最適な作業環境の実現、換気・結露対策

食品工場内の温度・湿度・空気清浄度は製造工程によって大きく異なります。また、防虫や省エネ対策のための高い気密性は、湿気の滞留や結露、カビの発生、温度による作業環境の悪化を招くこともあります。これらの要因を防ぐため、換気、除湿、冷暖房、空気清浄などさまざまな手段を用いて最適な空気環境をつくります。

汚れにくく、掃除しやすくする工夫

工場・施設内をつねに清潔に維持するためには、建材や設備そのものを汚れにくく、清掃しやすくする配慮がこ止められます。内装材や仕上げが食品工場全体の衛生環境を大きく左右することから、日本国土開発では細部のディテールまできめ細やかな配慮を行います。

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製造エリアの特性に応じた仕上げ

食品工場は「ウェットエリア」と「ドライエリア」に大別されます。それに応じて床仕様も水洗いや水拭き、乾拭きに対応した清掃性が求められます。また、台車の移動などに対応した耐摩耗性や耐久性、維持管理特性をもたせるなど、製造エリアの特性に応じた仕上げを行います。