ゼロから1を生み出す人に
生み出す人に

本業の土木事業・建築事業に加え、新たなビジネスモデルの創出にも取り組む日本国土開発。
その最前線に立つ社員の成長の軌跡をご紹介します。

伊藤 稜馬

入社年:2019年

関連事業本部不動産開発部

機械工学部卒。事業企画などに興味を持ち、就職活動では、建設のほかに事業企画会社、ベンチャー企業、コンサルティング業界なども検討。休日は、フットサルや釣りなどをして過ごす。

※ 所属等は2021年9月現在のものです

伊藤さんの職種「不動産開発」とは

不動産開発、不動産売買、土地区画整理事業など土木事業・建築事業がベースとしながら第三の事業として、
不動産開発と付随するビジネスを行っています。
ゼネコンのマーケットにとらわれない収益基盤の多様化に向けビジネスモデルの創出に挑戦しています。

気がつけば、最前線

日本国土開発は、戦後の荒廃した国土を復興させるため、土木工事の機械化施工を開拓・普及するために誕生した。その後、建築の分野にも進出し、高層建築などに関する高い技術で存在感を発揮。豊かな社会づくりに貢献してきた。
そしていま、太陽光発電事業や不動産開発事業など、新たなビジネスにも取り組み、既存の枠組みにとらわれない新しい取り組みを積極的に進めている。伊藤が日本国土開発に魅力を感じたのも、この「挑戦」の姿勢だった。

もともと、自分の考えやビジョンをビジネスとして具現化させていくような仕事をしたい、と思っていました。そんなとき、歴史のある企業でありながら、新しい領域へのチャレンジをしようとしている日本国土開発を知りました。いまの地位に安住することなく、大きく変わっていこうとしている──そんなところに惹かれたのです。

伊藤が参画したのは、収益不動産を通じた投資や、不動産の開発、再生エネルギー事業などを行う「関連事業本部」。世の中のニーズを読み、スピーディーにビジネスを行う。チャレンジングスピリットを持った若い人財がフレッシュな発想を活かすための舞台として申しぶんない。もっとも、当初は苦労の連続だったという。

建設業である日本国土開発にとっては新しいビジネスということもあり、全員が手探りの状態でした。とにかく大忙しという状況で、入社したばかりの私も戦力としてカウントされ、あれよあれよという間に最前線へと投入されることになりました。

若手に責任ある仕事を任せ、成長を促すのは日本国土開発の伝統。
とはいえ、伊藤の場合は新規事業ならではの「新人の手も借りたい」という事情もあったのだ。

もう一度、ゼロから1を生み出す

しかし、このチャンスを伊藤は両手で掴んだ。
入社半年後には、担当として新築賃貸マンション開発に関する業務に従事。プロジェクトの進捗管理だけではなく、運用後の建物の保守維持管理体制の構築や早期に満室とするためにはどうするべきかといった計画立案から実行までを行うことになる。

もちろん、社会人になったばかりの自分ひとりでできることに限りはあります。ハードウェアの面では、建築の分野で豊富な経験とノウハウを持つ日本国土開発の設計チームからアドバイスをもらいましたし、社内にあるさまざまな知識や経験を活用できました。これは、長い歴史を持つ日本国土開発ならではの強みだと実感しましたね。

入社直後から不動産ビジネスの最前線でさまざまな経験を積んだ伊藤はいま、不動産売買仲介、不動産コンサルティングを専門とする会社に出向して業務を行い、専門知識に磨きをかけている。

外から自分の会社を見てみると、やはり「チームでものごとに取り組む」という社風が日本国土開発の強みなのだと実感します。だからこそベテランがバックアップしながら若手にも思い切ったチャレンジをさせることができるし、これまで培ったノウハウを活かして新しい事業にも積極的に進出できる。ゆくゆくは、不動産に関する専門知識を磨いた上で、当社ならではの強みを生かした新しい事業を生み出すことにも、挑戦していきたいと思っています。

今でこそ、独自の技術と豊富なノウハウで評価される日本国土開発。しかし、その名を業界で一躍有名にしたのは、創業間もない頃に、国内では前例のない「リッパ工法」を米国から導入したことだった。ゼロから1を生み出すベンチャー的なスピリットは、いわばDNAとして脈々と受け継がれているのだ。
チームの力を結集して、いま一度ゼロから1を生み出したい。伊藤はそう考えている。

伊藤さんの成長の軌跡

1年目

入社1ヶ月で新築マンションの開発プロジェクトに配属。副担当として業務を学びつつ、半年後には主担当として携わることに。竣工まで携わる中で、社内に眠るさまざまなノウハウを吸収する。

2年目〜3年目

不動産を専門とする企業へと出向。出向先の業務に携わりながら、不動産に関する専門知識を学んでいる。