つくば未来センター Make Innovation Opening Ceremony

3つの班に分かれ施設見学ツアーに出発です

プレゼンテーションの後は、施設見学ツアーにご案内しました。入場の際に配布したネックストラップの色で青・緑・赤の3つの班に分けて出発です。

「ツイスター工法」のコーナーでは、自走式の機械をご覧いただきました。デモンストレーションでは、含水比70%の粘性が高い土に、石灰を混合させることでサラサラの土に改良する様子を実演。アルカリに反応するフェノールフタレインをスプレーし、均一に赤くなった様子からしっかり混合できていることを実証しました。これまで670万立米の土砂を改良してきた実績をもとに、今後はセンサなどを取り入れたICT土木の一つに進化させていく予定です。

「浄水システム」は、1基で1日に2400人分の飲料水を提供でき、太陽光で単独稼働するため無電源地域でも運用が可能です。現在バングラデシュでヒ素を除去した安全な水を提供する計画が進行中で、将来はこのシステムをもとに雇用の創出をめざしていることなどをご紹介しました。

「太陽光発電」のコーナーでは、晴天時の発電量が一般家庭400戸ほどの1日の消費電力に相当することや、万一の災害時にも事業を継続できることをご紹介しました。パネル下の緑地にはイソギクを植えています。雑草を抑制するはたらきがあり、周辺の耕作地への影響を考慮したタネを持たない種類です。

「シールドマシン」のコーナーでは、シールドマシンと推進器を展示し、あわせて弊社関連の国土開発工業株式会社をご紹介しました。ロボット化や自動化への取り組みが進んでいる様子と、福島の復興支援での成果などをご覧いただきました。

「すぐやるヤード」では「振動実験台」で地震波を高精度で再現できる様子を実演しました。永久磁石を使ったクリーンでエコな装置であることも特徴です。兵庫南部地震の震度7を再現し、当社独自の免震装置「ゆれガード」上の木材が倒れないことで優れた免震性能を実証しました

昭和26年に購入した当社の「初期の重機」は、約100ヵ所の現場でおよそ4万時間稼働し、設計の5倍の耐久性を発揮。戦後の日本の国土を開拓していったタフな精神を受け継ぐため、ここに常設展示しています。

掘削・積込・運搬・敷均の一連の土工作業サイクルを1台1人のオペレーションでこなせる「スクレーパ」をご覧いただきました。これまではショベルカー、トラックなど複数の機械と人員が必要でしたが、著しく効率化が図れます。

最後に「ICT土工」ではドローンの実機をご覧いただきました。これまで数日かかっていた測量が数時間で完了し、点群データをとることで、前回との比較も容易になります。進捗管理の効率化を推進します。

Meet up party(懇親会)でおもてなしを

施設見学ツアーを終えたお客さまに、3Fに移動していただき、懇親会を催しました。いただいた電報のご紹介の後、副センター長の喜藤 剛より乾杯の挨拶を行い、ささやかながらご用意した軽食、飲み物とともにご歓談いただきました。日頃お世話になっているみなさまに、あらためてご挨拶する当社スタッフもいれば、会場に展示した技術紹介パネルについて説明を行うスタッフなど、オープンな交流を象徴する場面があちこちで見られました。

経営企画室 企画部 大西暁子

最後に経営企画室 企画部の大西暁子から、お集まりいただいたみなさまに感謝を述べるとともに、IoT、AIを活用し、イノベーションを実現する決意を語りました。また、弊社は早くからダイバーシティ&インクルージョンに取り組み、「えるぼし」の第2段階を取得しています。この日もさまざまな部署で女性が多く活躍していることをご覧いただけたと思います。

当日ご参加いただいたみなさまにはあらためて御礼申し上げます。つくば未来センターは今後も多くの方との出会いを求め、オープンイノベーションを実現します。今後の展開にぜひご注目ください。