超高層RC工法

「JDC-超高層RC構法」は、高強度鉄筋と高強度コンクリートを使用した技術で、構造安全性が高く、居住性に優れた超高層建築物を構築することが可能です。

特徴

工業化された部材・部品を現場で組み立てる合理化施工を採用することで、工期の短縮や安定した品質の確保、現場作業の省力化などを図ることができます。さらに、耐久性に優れた構造躯体は、建築ストックの保全、長寿命化につながり、環境負荷低減にも貢献できます。免震装置や制振装置の設置によって耐震・耐風性能をグレードアップすれば、よりハイクラスな居住性と安全・安心を実現でき、近年、都市臨海部で懸念されている大地震時の長時間の揺れを抑制することも可能です。

施工情報

高強度コンクリート

「高強度コンクリート」は設計強度Fc36N/mm2を超え、実強度45N/mm2以上の高い強度と耐久性を有し、超高層RC造では下層階にFc=50~60N/mm2程度を適用します。また、水分が少ないため、ひび割れなど鉄筋の劣化の原因になる現象も少なく、建物の長寿命化の面でも注目されています。