デジタルの力で人に、現場に最善策を

サステナビリティ経営本部 DX推進室
木内 瑠一

より良い方向に導くための、データの力

データサイエンスを学んでいた大学時代は、コロナ禍の真っただ中。
毎日更新されるコロナ関連のデータを見るうちに、これらの新鮮なデータを使って今起きていることを読み解きたいと思うようになりました。

解析結果とニュースを照らし合わせると、政策などのアクションがいかにデータ解析結果に左右されているかがわかります。人の命という、かけがえのないものを守るためにデータが活用されている。
そこで改めてデータサイエンスの力を感じ、自分もデータを使った仕事に就きたいと考えるようになりました。

現場はデータでもっと良くなる

建設業界に興味を持ったのは、日本国土開発のインターンシップイベントがきっかけでした。油圧ショベルの刃先の位置データを活用して、切土・盛土の解析を体験したのですが、その時初めて建設業界でもデータが活用されていることを知りました。
人の負担を軽減し、最適な働き方に導く。そのためにも、データにできることがあったのです。

DX推進室で取り組む重要な業務のひとつが、ICT機器などを活用した現場課題の解決です。いま私が担当しているのは、四足歩行ロボットの建設現場への活用に関する検討です。人が行っていた測量や巡回を自動的に行ったり、ドローンなどでは拾えなかった細かいデータを採集したりといった用途が考えられますが、他にもさまざまな可能性がありそうでワクワクしています。

これからも、正確なデータをいち早く入手して活用し、安全・快適な現場をつくりあげるのはもちろんのこと、全社的な業務の改善にも取り組んでいきたいと思っています。

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