回転式破砕混合工法®は、通称ツイスター®工法とも呼ばれる工法で、日本国土開発が独自に開発しました。円筒内で高速回転するチェーンの打撃力で土砂を破砕し、混合することで建設発生土の有効利用を可能にします。従来、産業廃棄物として処分されていた高含水粘性土や軟岩も良質土に改良して、盛土などの材料として利用できるようになります。

土質試験は、土を使った工事「土工事」の中で行われる業務です。盛土に使う土が所定の強度、品質を満たしているかどうかを確認することで、高品質な土木構造物の提供を支えます。土質試験は用いる土の性質によってさまざまな種類のものがあり、評価の指標も異なります。今回ご紹介するのは主に粘性土の評価に用いる「一軸圧縮強さ」の試験です。