機械の制御、自動化、その先の土壌問題解決へ

機械グループ
金子 俊介

ロボットを学び、建設の世界へ

私は子どもの頃からロボットが好きでした。やかましい駆動音を立てながらぎこちない動きをしていたかと思えば、特化した機能を与えて適切に制御すれば人間を超えるような能力を発揮することもできる。そんな愛らしくも頼もしい存在であるロボットの制御部や電気関係に興味を持ち、大学では電子工学の道に進みました。

建設のことは学生時代によく知っていたわけではありません。工場などと比べれば機械の導入は進んでおらず、まだしばらく人力主体のものづくりを進めていく業界のようなイメージでした。入社するまではちょっと不安だったというのも正直なところでしたが、仕事を始めてみて「ここは自身が成長できる環境だ」と思うようになりました。

使いやすい機械は、きっと土壌問題解決に貢献できる

研究開発のチームにはさまざまなバックグラウンドを持った先輩たちがいて、それぞれの知識や経験を活かしながら仕事に取り組んでいます。現在、私が一緒に仕事をしている先輩は、過去に工場のプロセス制御などを手掛けていた方でしたが、話を聞くたびに制御の奥深さを感じます。あまりに自分の知らないことが多すぎて戸惑うこともありますが、日々が刺激的です。

自分の担当業務はツイスター®の操作画面のレイアウトなど、ほんの一部からのスタートですが、これも私たちが目指す「誰でもすぐに使える機械」という理想を実現するための重要なパートだと信じています。
日々少しでも多くのことを吸収しながら、工期短縮につながる使いやすい機械の開発、さらには、その先にある「土壌問題解決」への貢献を目指して成長していきたいと考えています。

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