回転式破砕混合工法®

Vol.1

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2024/06/28

ツイスター®工法の仕組み

ツイスター®工法見てみましょう

ツイスター®工法は、日本国土開発が独自に開発した工法です。画面中央に見えているのは円筒部分の直径が1,000mmの「TM1000」です。

Vol.1

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2024/06/28

ツイスター®工法の仕組み

投入ベルコン

円筒部分に土砂を搬送するために使うのが「投入ベルコン(ベルトコンベア)です。これによって運ばれた土はシュートを介して回転式破砕混合機に投入されます。

Vol.1

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2024/06/28

ツイスター®工法の仕組み

回転式破砕混合機

回転式破砕混合機の中には、複数本のチェーンが備え付けられています。これが高速回転することによる打撃力で、投入された土砂の破砕・混合を行います。

Vol.1

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ツイスター®工法の仕組み

排出コンベア

高速回転するチェーンによって破砕・混合された土砂は、ベルトコンベアによって排出されます。現場では、これをバックホウ(ショベルカー)などで回収し、建設材料として利用します。

Vol.2

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2024/07/18

ツイスター®工法でできること

なにができる機械なのか

ツイスター®工法では、従来工法でも可能だった砂質土、レキ質土の改良に加えて、多くの水を含んだ粘土である高含水粘性土や軟岩と呼ばれる岩石まで、幅広い土砂の改良が可能です。

Vol.2

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2024/07/18

ツイスター®工法でできること

どうやって改良するのか

ツイスター®工法では、高含水粘性土をはじめとした「不良土」と、「良質土」もしくは、石灰・セメントなどの添加材と混ぜ合わせることで、再利用が可能な土砂を作り出します。

Vol.2

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2024/07/18

ツイスター®工法でできること

走れるようにしました

このツイスター®工法を自走可能にしたのが「自走式回転式破砕混合機」です。組み立て不要なので現場ですぐに利用でき、工事の進捗にあわせてフレキシブルに移動可能。定置式に遜色ない処理能力も備えます。

Vol.3

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2024/08/30

「自走型」のメリット

メリットいろいろ

「自走型回転式破砕混合機」は、その名の通り優れた土砂改良性能を持つツイスター®工法を幅広い現場で活用できるようにするための機械で、日本国土開発が独自に開発しました。「走れる」ことによるメリットは数多くあります。

Vol.3

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2024/08/30

「自走型」のメリット

自分で乗り込める

各地で活用するためには、保管されている場所から現場へ輸送する必要があります。通常の「定置式」の場合はさまざまなパーツに分割されているものを揚重機(クレーン)でトラックに積み込む必要がありますが、「自走式」は完成状態でそのまま乗り込めます。

Vol.3

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「自走型」のメリット

自分で降りられる

「自走式」は現場に到着したら、リモコン操作でトレーラーから降りることが可能です。ここでも揚重機は不要なので、作業に伴う手間やコストを大きく下げることができます。トレーラーから降りたら、そのまま所定の位置まで移動してすぐに使えるようになります。

Vol.3

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「自走型」のメリット

状況の変化に対応できる

河川の工事などでは、増水に対応して退避が必要な場合があります。このときにも解体が不要で、安全な場所まで自走で退避することができます。他にも、道路工事などでは、工事の進行に合わせて他の重機といっしょに移動しながら、必要とされる場所で改良土を製造することが可能です。

Vol.4

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2024/09/30

自走型の活用事例 その1

北海道・稚内の事例

「自走型」のメリットは完成状態でトレーラに積載でき、到着したらすぐに使えるようになるという点です。必要とされる場所にいち早く到着し、工事を始められるという優れた機動力を活かして、全国各地の現場で活躍しています。

Vol.4

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2024/09/30

自走型の活用事例 その1

北海道・稚内の事例

北海道最北端、稚内で岸壁の液状化対策を実施した例をご紹介します。岸壁の埋め立て材として使用される砂に振動が加わると粒子が揃い、液状化につながることがあります。これを解消するために、建設発生土をリサイクルした埋め立て材料を用いて安定した地盤を造成することにしました。こうした工事でも「自走型」のマシンが活用されています。

Vol.4

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2024/09/30

自走型の活用事例 その1

事前混合処理工法での活用

この工事で「自走型」のマシンは、「事前混合処理工法」と組み合わせて使用されました。
事前混合処理工法とは、土砂と安定剤(セメントなど)を混合し、分離防止剤(高分子系ポリマー)と混ぜ合わせた上で水中に投下して埋め立てるというものです。土砂に安定剤が加わっているため、液状化に強い安定した地盤を造成することができるのです。

Vol.4

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2024/09/30

自走型の活用事例 その1

事前混合処理工法での活用

この工法における「自走型」のマシンは、土砂と安定剤(セメント)を均質に破砕・混合するプロセスで活用されています。排出コンベアの末端に分離防止剤(高分子系ポリマー)の噴霧装置を取り付けることで、土砂にまんべんなく添加します。これにより改良土がコーティングされ、水中で砂とセメントとに分離してしまうのを防ぐことができるのです。

Vol.4

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2024/09/30

自走型の活用事例 その1

北海道・函館の事例

同様の岸壁工事は、全国各地で行われています。2024年、北海道では稚内に加えて函館でも実施されました。港湾内に堆積した砂を掘削し、一時仮置きした浚渫砂と安定剤(セメント)を「自走型」のマシンで破砕・混合しました。その後、分離防止剤(高分子系ポリマー)と混ぜ合わせることで安定した地盤を造成し、岸壁に加わる土圧(土が崩れようとする力)を低減させました。

Vol.5

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2024/11/08

自走型の活用事例 その2

千葉県・旭市の事例-1

幅広い性状の建設発生土に対応できるのも、「自走型」の特長です。千葉県の旭市で実施した工事では、粘性土の改良に活用しました。粘性土から砂質土・レキ質土まで幅広く対応可能な当工法の利点を活かした工事になりました。

Vol.5

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2024/11/08

自走型の活用事例 その2

千葉県・旭市の事例-2

この工事では、砂質土と粘性土の二材混合による土質改良を行なうため、「自走型」オプション機の「TMOP01」とのセットで運用しました。オプション機を含めても専有面積が小さく、狭い現場でも利用可能です。

Vol.5

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2024/11/08

自走型の活用事例 その2

静岡県・袋井市の事例-1

静岡県袋井市でもオプション機との組み合わせによる工事を実施し、道路の盛土材製造に活用しました。材料は粘性土とレキ混じりの砂の2材混合で、幅広い発生土に利用可能な強みを活かしました。

Vol.5

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2024/11/08

自走型の活用事例 その2

静岡県・袋井市の事例-2

この工事で改良した粘性土は、性状が異なるさまざまな土砂が混じり合ったものでした。複数の現場で掘削されたものがストックされていたものだからです。さらに、さまざまなものも混入している状態でしたが、優れた処理性能を活かして良質土へと改良しました。

Vol.5

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2024/11/08

自走型の活用事例 その2

神奈川県・川崎市の事例-1

葦などの植物が混入した土砂を盛土材として使用すると、将来的に盛土の中に空隙ができて強度が低下するため、事前にふるい分けをして取り除く必要があります。粘性土の場合はそのままではふるい分けができないため、「自走型」を利用して土質改良を実施しました。

Vol.5

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2024/11/08

自走型の活用事例 その2

神奈川県・川崎市の事例-2

材料は、河川の底に堆積していた浚渫土です。これと、ペーパースラッジからつくられた泥土改質剤を「自走型」によって破砕・混合し、ふるい分けが可能な状態の土砂へと改良しました。

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