基礎工事と解析技術
この建設工事を行なうにあたり、マングローブが生い茂る軟弱地盤に海砂を5メートル浚渫して埋立地を形成しました。敷地は238ヘクタールに及び、東京ドーム10個分の広さに相当する50ヘクタールの区域を安全かつ効率的に施工。ジェットグラウトパイルや掘削シミュレーションなど、高度な技術を駆使して堅固な基礎を完成させました。
多民族チームの結束による巨大構造物の建設
巨大構造物の建設においては、スリップフォーム工法や綿密な施工計画のもと、高い精度で工事を進めました。多民族のスタッフと500名のワーカーが一丸となり、安全管理を徹底しながら工事を無事に完了。工事着工から2年6ヶ月、1988年10月に試運転を開始しました。