昭和ワープトンネル

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猪名川流域下水道管渠築造工事は、急激な都市化による水質汚染を抑制するために実施されました。
その中の火打工区は、県道 川西篠山線の路面下をシールド工法により南下し、日高町下流部既設人孔にドッキングするまでの、延長735mの工区です。粘土、砂、礫と各層に連続性がない土質、豊富な地下水、そして工区の中央部に位置する岩層への対応等が課題でした。
岩層の掘削においては、地下埋設物、土被り等から発破の使用は不可能な為、日本国土開発で設計・製作された補助削岩機 油圧式シールドブレーカーをシールド機に装備していました。