昭和ワープトンネル

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昭和40年代に入ると当社は多種多様、かつ大規模工事に参加する機会に恵まれ、建築の成長とあいまって、中堅ゼネコンへのステップを確実に積み重ねていきました。特にこの時代は民間設備投資にともなう工場の敷地造成工事や住宅地開発工事、公共インフラにかかる空港整備工事など、当社が得意とする大規模土工事が官民問わず全国で展開されました。

砂山を、新しい土地につくりかえる

昭和46年、千葉県富津市で三菱鉱業セメント株式会社から、三菱建設株式会社(現:ピーエス・コンストラクション株式会社)とジョイントベンチャーで受注した浅間山山砂採取工事は9年間で8,000万㎥を採取する大土工事現場でした。 土砂はモータースクレーパ8台(CAT657)とトラップローダーの組み合わせと、バケットホイールエクスカベーターとシフタブルコンベアの組み合わせにより採取。土砂はメインコンベヤーでいったんストックヤードまで運搬し、さらに国道と鉄道をまたいで船積み桟橋までベルトコンベア輸送するというもので、最盛期には170万㎥の採取を行いました。

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