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デジタルで建設をもっと魅力的に、創造的に

DX推進室 進 亮太朗

技術をデジタル化で
建設業界へのハードルを下げる

「情報技術」のいいところは、始めようと思った瞬間から始められるところです。たとえば、ゲームを作ってみたいと思い立ったら、プログラミングを勉強すれば、少なくとも何らかの成果はすぐに出せるようになります。
たまたま「巡回セールスマン問題」というテーマに興味を持った私が、独学でプログラミングを学び、大学院で研究を始められたのも、情報技術のこうした特性によるものだと思います。

建設会社である日本国土開発に入社し、改めて感じたのはそんな情報技術との違いでした。人の命を預かる仕事ですし、そうかんたんに身に着けられる技術でないことは理解しています。しかし、土木・建築の最も「おもしろい」部分に到達するまでに10年も15年もかかるのでは、この業界に魅力を感じてもらうのは難しいと思います。
習得に時間のかかる技術をデジタル化することで、これから建設の世界に踏み込む人にとってのハードルを下げることができたら、と考えています。

ノウハウとAIの掛け合わせ

もちろん、これまで数々の現場を経験してきて、多くの知見を持つベテランのエンジニアにとっても、メリットのある技術を生み出したいと思っています。会社に蓄積されたノウハウをもとにAIが導き出した解からヒントを得る。そして、それを上回るような方法を考え出す……こうした好循環だって生み出せるはずです。
今後AIがさらに発達すると、全員がベースとして高いレベルのものを持ち、その先のオリジナリティや創造性で勝負をする時代が来るはずです。そんな時代にあっても、当社が特色ある会社であり続けられるよう、チャレンジしていきたいと思います。