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日本国土開発の研究開発について

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大地
そして未来
エンジニアリング。

自然環境も社会環境も、大きく変化する。
私たちは激動の時代に生きている。
今こそ、自らに新しい考え方をインストールするときだ。

今までの当たり前を疑ってみよう。
住みなれた世界を飛び出し、仲間を探しに行こう。
なりたい自分を目指して、未知の領域に挑戦しよう。

私たちにはできる。
これまで培ったテクノロジーと新たな知見をかけ合わせ、
土木を、建築を、誰もがうらやむ仕事にできる。
夢と情熱を原動力にして、社会課題をかかえる世界の人々を救うことができる。

私たちにはできる。私たちは変えられる。

人と地球を科学する
価値創造型エンジニア集団へ

私たち建設業は、ビル、工場、トンネル、橋など「かたちあるもの」を設計図通りにつくるための技術をずっと磨いてきました。

しかし大きく時代が変化していくなかで、私たちだけがずっと同じことを続けていていいわけではありません。安全であり、安心であり、癒やしであり、健康であり──そういった、「かたちのないもの」を人々が求め、価値を見出すようになっているからです。

技術はそれらを実現するための道具であり仕組みです。私たちはエンジニアとして人を、そして人が暮らす地球を科学し、新たな価値を創造していかなくてはならない。強くそう思います。

人と地球を化学する価値創造型エンジニア集団へ

サステナビリティ経営本部 つくば未来センター長 田中 正和

培ってきた技術、秘めた夢と情熱を解き放ち、
新たな事業・技術・人財を創造する

この世界に暮らす人々が、どれだけ幸せを感じることができるか。
人の生活をデザインするための引き出しをどれだけ持っているか、提案できるかが問われていると言ってもいいでしょう。
もちろん、ベースになるのは私たちが長年磨いてきた「土」や「機械」に関するテクノロジーです。

長年にわたる「土」のノウハウを結集

たとえば、日本国土開発の独自の技術である回転式破砕混合工法®。場所によってことなる、さまざまな土に対応して改良土をつくりだせるのが強みです。これをさらに磨いていけば、近年多発する水害に対抗し、人々の生活を守るための力になれると考えます。
災害への対応が必要なのは、ここ日本だけではありません。アジア各国でも、アメリカでも、ヨーロッパでも対策が急がれています。世界的な課題を解決するポテンシャルのある技術をどう活用していくか。検討を進めています。

長年にわたる「土」のノウハウを結集 長年にわたる「土」のノウハウを結集
新たな知見を取り入れるためのチャレンジ 新たな知見を取り入れるためのチャレンジ

新たな知見を取り入れるためのチャレンジ

世界の人々に安全・安心で豊かな生活を提供するのが、私たちの仕事。長年培ってきた土木、建築技術と異分野の技術をかけ合わせながら、実現を目指していきたいと考えています。
たとえば、水に溶けた土中のヒ素を取り除く機能性材料は、私たちの取り組みのひとつです。バングラデシュで実証試験を開始し、ヒマラヤ山脈に由来するヒ素の含まれた飲料水が問題になっている現地の生活の質向上を目指しています。
私たちが得意とする土木技術にデータサイエンスを取り入れ、安全性や効率性を高めるための技術開発も進んでいます。

これからの時代を切り拓くエンジニアを育成

変化する時代を肌で感じながら育った世代のエンジニアが私たちの仲間に加わっています。さまざまな経験を積んできた熟練のエンジニアたちもいます。
それぞれがお互いに切磋琢磨できる環境をつくりだし、新しい技術や価値、事業を創造する新時代のエンジニアを育成することも重要なミッションであると考えています。

これからの時代を切り拓くエンジニアを育成 これからの時代を切り拓くエンジニアを育成
自らを変え、業界を変え、世界の未来を変える

自らを変え、業界を変え、世界の未来を変える

私たちは、決して大きな規模を持つわけではありません。だからこそ、変化する時代や社会のニーズを捉えて変化していかなくてはならないと考えています。そして、言われたとおりのものをつくるという建設業界を変えることに果敢にチャレンジします。その先にはさまざまな課題を抱えた世界の人々に、より豊かな生活を提供できる未来が待っているはずだと信じているからです。困難にぶつかることも多くあるに違いありませんが、志を同じくする方と共に、ここで新しい価値の創造に挑んでいきたいと考えています。

戦略本部つくば未来センター長 田中 正和