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「現場」の経験を未来の礎に

ICTグループ 細井 泰行

私たちのテクノロジーは
「現場」で生まれる

技術の発展により、さまざまな機器から多くのデータを集められるようになりました。しかし、そこから何を見出すか、実際の技術にどう活かすかは私たちエンジニアの頭に委ねられています。
当たり前ですが、データは集めるだけでは価値を生むことはできないのです。

では、私たちの研究開発を前に進める原動力とは何か。それは、「現場」であると強く信じています。自分が実際に直面した出来事、オペレーションを担うスタッフから集まる声、そうした、いうなれば「生々しい」課題とデータとを組み合わせることで、私たちのオンリーワンのテクノロジーが生み出されていくのだと考えています。

経験の共有から新しい時代が始まる

私たちの業界は、ちょっとした皮肉も込めて「経験工学」と呼ばれてきました。ノウハウが企業や、一人ひとりの頭の中にしまい込まれている──ということです。しかし、社会課題が深刻化するいま、そこからの脱却は急務です。

企業や大学といった研究開発のパートナーや、これから加わってくれる若いエンジニアに対して現場の経験を共有していきたいですし、私たちも過去の経験にとらわれず、新しい視点をどんどん吸収していく必要があります。 それらが組み合わさったときに、きっと土木・建築技術の新しい時代が始まります。私自身、現場で嬉しい経験も、つらい経験も、ひととおり体験してきましたが、それらが新しいテクノロジーの礎になるのだとすれば、こんなにうれしいことはありません。