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使うとつくるを極める人に

機械グループ 鈴木 一帆

「開発する」ことの楽しさ

重機やトラックを見ると無条件にワクワクします。子供の頃からそうでしたから、大学でも機械系の学科に進みました。ではどこに就職するかと考えたとき、自分が選んだのは機械を開発する側ではなく、「使う側」の建設会社でした。本当に好きなものを仕事にすると、キライになってしまうかもしれないと思ったからです(笑)。

日本国土開発に入社し、現場の機械の管理や運用などを担当していた中で出会ったのがドローンです。今でこそどこの会社でも当たり前に使っている技術になりましたが、当時はまだ珍しく、日本語のマニュアルも揃っていないような状況でした。上司と一緒にあれこれ試し、ときには失敗もしました。現場を効率化するための技術を開発していく中で、徐々に「開発する」ことの楽しさに目覚めていったのだと思います。

研究開発に移り、現在はスクレーパに関する研究開発に取り組んでいます。スクレーパは大規模な土工事の施工効率の大幅な向上が期待できる機械ですが、日本で保有するのは当社だけということもあり、モデルにできるような事例がありません。どのような価値を提供するのか、どのような技術を取り入れるのか、文字通り1から考えていく必要があります。

「重機好き」としてのチャレンジ

日本特有の問題に対応するなど困難にも多く直面しますが、この仕事はやりがいに満ちています。なにしろこの技術開発に取り組むのは日本では私たちだけですし、何が失敗なのかも定義されていません。あらゆることにチャレンジし、経験にしていくことができるのです。
これからも「重機好き」としての気持ちを忘れることなく、使うこと・開発することのよろこびを追求していきたいと思っています。

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